2026年8月26日(水)および9月9日(水)の2日間にわたり、大岡山キャンパスにて「第2回データサイエンス・AI共創グループワーク」を開催しました。
当グループワークは、学士課程から博士課程まで幅広い年次・専攻の学生と、多様な業種から参加した連携企業の社会人、そして教員が、連携企業ごとに混合チームを構成し、実社会の具体的な課題解決に挑む実践的なワークショップです。
アクロクエストテクノロジー株式会社、キオクシア株式会社、JFEエンジニアリング株式会社、住友重機械工業株式会社の連携企業4社が参加し、下記のテーマで取り組みました。
●生成AI開発講義の教材設計を学生と考える
●記憶共有プラットフォームのあり方と記憶収集方法
●廃棄物処理施設における社会的課題の解決~自動化・火災抑制技術提案~
●衛星データで『見えない数値』をあぶり出せ~衛星×オープンデータ融合ハッカソン~
目的は、単なるスキルの習得にとどまらず、立場や専門性が異なる参加者が議論を重ねることで、社会課題を解決するための「構想力」を身につけることにあります。学生にとっては自身の研究やデータサイエンス・AIの知見が実社会でどう活きるかを肌で感じる機会となり、企業にとっては学生の斬新な視点から既存課題への新たな糸口を見いだす貴重な場となりました。
奥村圭司特任教授が司会進行を務めた当グループワークは、初日は自己紹介で始まり、各チーム内で、リーダーやファシリテーターなどの役割を分担。事前課題(ホームワーク)の内容を共有した後、ブレインストーミングを行い、活発な議論を交わしながらアイデアを形にしていきました。中間発表での他チームからのフィードバックを経て、さらに議論を深め、最終日には、全チームが集結して成果発表を実施。質疑応答や相互の助言を通じ、多角的な視点から課題解決のプロセスを学びました。
プログラムの締めくくりとして行われた懇親会では、各チームで最も輝いた学生が、「DS&AIチャレンジ賞」として、小野功機構長より表彰を受けました。チームの枠を超えた交流も生まれ、連絡先を交換する姿も見られるなど、当グループワークを通じて強いネットワークが築かれました。
参加者アンケートでは、「企業とのコミュニケーションができ、学校では学べない、新しいプロジェクトに没頭できた(学生)」「学生・企業・大学教員など異なる立場の方と議論できた点が非常によかったです(学生)」「技術そのものだけでなく、自治体、住民、現場作業員、事業者など多様なステークホルダーの視点を踏まえて考えることで、社会課題を多角的に捉えることの重要性を改めて実感しました(企業)」などの感想が寄せられ、成果と学びの多い、充実した2日間となりました。
データサイエンス・AI全学教育機構は、今後も学生と企業の共同教育を推進し、次世代の社会を牽引する人材の育成と新たな価値創造に取り組んでまいります。
★「データサイエンス・AI共創グループワーク」に参加してみたい方は、こちらからエントリーできます。
実践的な経験を積みたい学生の皆さんの参加をお待ちしています。