データサイエンス・AI全学教育機構は、5月28日(水)東工大蔵前会館くらまえホールにて、「DS&AIフォーラム2025夏」を開催しました。毎年2回、夏と冬に開催している本フォーラムは、本機構が開講する授業「応用実践データサイエンス・AI(発展)」の履修生を中心としたScience Tokyoの学生が、講師を担当する企業との交流を通じて、自分自身の研究と将来のキャリア設計について考えることを目的としています。
プログラムは、小野機構長の挨拶から始まり、次に各企業より、研究開発内容や講義内容について、紹介をして頂きました。続く個社セッションでは、参加学生が、興味のある企業のブースを訪れて、企業の方々から、直接話を聞きました。企業で活用されている最先端のDS・AI技術の様子や、実際に企業で働く方々の声を通じて、現在大学で学んでいる内容が、社会でどのように活かされているのか、知識と興味を深めることができました。
本フォーラムの参加者は年々増加し、今回の参加学生数は過去最多数の272名となり、大盛況のフォーラムとなりました。


プログラム終了後には、東工大蔵前会館ロイアルブルーホールにて、意見交換会を実施しました。カジュアルな雰囲気の中で、参加学生は引き続き、企業の方々と交流することができました。
フォーラムの参加者アンケートからは、「データサイエンスやAIを軸に、各企業がどのように技術を実務に落とし込んでいるかを具体的に知ることができ、大変有意義だった」「データサイエンスとAIを核に課題解決を模索する姿勢に刺激を受けた。単なる技術披露ではなく、社会実装と価値創出に向けた本気の議論が多く、分野を超えた連携の可能性を強く感じた」「自分の専門以外の業種でも、自分の研究分野を活かしたことが可能と知って就活の幅が大きく広がった」などの感想が寄せられました。
データサイエンス・AI全学教育機構では、今後も1年に2回「DS&AIフォーラム」を実施していく予定です。