第3回DS・AIセミナー「データサイエンティストのためのOSS(オープンソースソフトウェア)ライセンス入門」を開催しました

2025年3月19日(水)13:30~14:30、第3回DS・AIセミナー「データサイエンティストのためのOSS(オープン・ソース・ソフトウェア)ライセンス入門」を、オンライン(Zoom)にて開催しました。

データサイエンス・AI全学教育機構の鈴木健二特任教授が、初学者にもわかりやすくオープン・ソース・ライセンスの概要を解説しました。
オープン・ソース・ライセンスを正しく理解し、データサイエンス・AIに適切に利活用することが不可欠です。オープン・ソース・ソフトウェアは、ソースコードが公開され、商用・非商用を問わず、利用・改変・配布が許諾されています。ただし、ライセンス条件の遵守が必須です。本セミナーでは、コンピュータ・プログラムの著作権保護から、各種オープン・ソース・ライセンスの特徴や注意点について解説しました。

この内容は、鈴木健二編著 『データサイエンティストのためのAIと社会』(法律文化社、2025年発売予定)にも詳しく記載され、出版される予定です。また、本学からの教材公開も予定されています。

本セミナーは、幅広い分野から多くの関心を集め、参加者は、本学の理工学系より28名、医歯学系より13名、他大学より22名、企業から22名、合計85名に上りました。
参加者アンケートでは、「OSSについて体系立てて学ぶ機会が無かったため、本講義にて概要を理解できて、とても勉強になりました」「具体例や演習形式の説明があり、わかりやすかった」「今後OSSを利用する際はライセンスについて十分に理解したうえで利用していきたい」等、満足度の高い感想が寄せられました。

データサイエンス・AI全学教育機構では、今後も、継続的にDS・AIセミナーを開催し、最先端技術や、DS・AIを社会で実現していくための技術の紹介、また理工学系・医歯学系の連携の取組みなどを紹介していく予定です。