第2回DS・AIセミナー「DS・AI×ロボットで歩行を調べる・歩行を良くする」を開催しました

2024年11月8日(金)お昼休みの時間に、大岡山キャンパスTaki Plaza地下2階イベントスペースにて、第2回DS・AIセミナー「DS・AI×ロボットで歩行を調べる・歩行を良くする」を開催しました。
情報理工学院の内富寛隆特任准教授と緒方大樹特任准教授が、医歯学系の神経内科学分野、整形外科学分野と連携して開発を行った「歩行分析システム」と「歩行リハビリロボット」の紹介・実演を通じて、DS・AIの社会における活用について、講演を行いました。また、10月に発足した東京科学大学における理工学系(旧東京工業大学)と、医歯学系(旧東京医科歯科大学)連携についても紹介し、多くの学生の関心を集めました。参加者は、理工学系・医歯学系の学士課程から博士後期課程まで、現地参加71名、Zoomでのオンライン参加30名に上りました。
また、セミナー本会終了後、希望者には「歩行支援ロボット」の装着体験を実施しました。多くの学生が体験を希望し、実際にロボットを装着した後には、緒方特任准教授に様々な質問をしたり、学生同士で感想を伝え合ったりして、大変盛り上がった雰囲気となりました。
参加者アンケートでは、「加速度と写真という複数のデータを活用することで、歩行を正確に調べることができるとわかった。足を動かすのではなく、腕を動かすロボットを作るという発想に驚いた。」「医療方針として、患部にアプローチするのではなく、機能が無事な部位をターゲットに、適切な学習をフィードバックさせるという発想が面白かった。」「大学生活の中で、医療に大きく踏み込んだ話を聞く機会はあまり無かったので、医療に踏み込みつつDS・AIの話を聞けて面白かった。」等、満足度の高い感想が寄せられました。
データサイエンス・AI全学教育機構では、今後も、理工学系と医歯学系の連携や最先端技術の紹介、また体験を交えたイベントなどを企画していく予定です。

第2回DS・AIセミナー「DS・AI×ロボットで歩行を調べる・歩行を良くする」を開催しました
第2回DS・AIセミナー「DS・AI×ロボットで歩行を調べる・歩行を良くする」を開催しました
第2回DS・AIセミナー「DS・AI×ロボットで歩行を調べる・歩行を良くする」を開催しました